来たる8月27日(日)午前8時に、震度6弱の地震発生を想定し,防災無線やスピーカー及び緊急地震速報、エリアメール、防災訓練アプリにより、日高市全域に発災通知がされます。こま武蔵台自治会ではこれにあわせ、7月15日(土)午前10時から武蔵台公民館にて自治会班長への第1回説明会が、1丁目から3丁目の皆さんに実施され,7/16(日)には同じ午前10時から、第2回の説明会が4丁目から7丁目の班長の皆さんに開催されました。
防災訓練は基本的に自宅で行う「各人の行動,身を守る行動」(シェイクアウト訓練)と、安否確認訓練が自治会会員全戸が参加する訓練となります。会員の身を守る訓練後、班長による各家庭の安否確認がされます。昔はまず火を消すことが各家庭に求められましたが、現在はまず身を守る行動が優先される対応をとることになっています。班長から副地区長、地区長を経て本部役員に所定の場所で、安否確認表により報告。本部役員は徒歩,自転車等(交通手段途絶の前提)で自治会館の事務局に報告。事務局は全体集計結果を自治会長に報告。会長は武蔵台公民館長に全体の安否確認結果を報告し、自治会全員参加の「日高市総合防災訓練」は終了する予定となっています。
8月27日(日)の防災訓練全員参加後は、午前10時から12時にかけ武蔵台公民館にて、武蔵台と横手台との合同訓練を希望者の方々の参加により、応急救護訓練のほかを実施する予定となっています。安否確認訓練の実施後、実際の救護方法等の体験がメインとなります。説明会での質疑では、毎年の防災訓練の安否確認と、実際に災害発生時の安否確認が世帯全員の確認となることとの違いなど、訓練と災害時対応の違いについて各種質問が出ました。また震度6弱地震を想定しているが,住民や自治会員はそれ以下の地震震度や発災ではどのような対応をとることになるのかなど,実際の発生レベルと今回の震度6弱想定の訓練との関係について,各種の質問がでました。
日常的には震度6弱を下回るレベルでは今回の訓練の対応はとらないのが、一般的な行動パターンとなっています。常に同じ行動をとるのかという捉え方をする受けての立場と,訓練の場の設定との違いが毎年質問の中に出てきています。日高市と自治会の間でこれらの問題については、確認をしていくことになっています。