2019年6月.12日 梅雨入りとなった曇り空の下、午後からくりくり元気体操の後を受けてこま武蔵台サロンが行われました。安全対策部と共催で防犯教室第二弾として、当日は飯能警察署生活安全課の高橋雅明係長にお出かけいただき、振り込め詐欺をはじめとする各種詐欺被害の実態をお話しいただき、被害対策などにつきご教示いただきました。
近年社会を騒がせている詐欺被害ですが、埼玉県でも昨年度は急増し、全体では1,424件、約26億円の被害が出ており、平成31年には4月末で466件、被害金額7億7千万円と前年に比べ件数、被害とも増加、令和に入って6月12日までに611件となり被害額は更に伸びています。市町村別に見るとさいたま市の88件を筆頭に、川口市、越谷市、熊谷市、大宮区などが多いのですが、全般的に発生していて、日高市も5件、1,380万円の被害が発生しています(4月末時点)。
高橋係長は、つい最近武蔵台でも2件の被害があったと報告し、注意を呼びかけています。 キャッシュカードを使った振り込め詐欺被害と、銀行を名乗る還付金詐欺ですが、犯人との接触の窓口はすべて電話にあるため、被害にあわないためには①すぐに電話に出ない②在宅中も留守番電話の設定を③ナンバーディスプレイサービスを利用するなどの方法で相手のわかる方とのみ話をするように心がけること④名前を明かさない人(明かしても知らない人)の場合には電話に出ないことを特に心掛けてくださいと話あり、受講された25名の参加者の皆様はうん、うんとうなずいていました。