先日散歩をしている時のことです。80歳くらいのご夫婦が武蔵台の階段を降りてきていました。ゆっくり、慎重に。階段の途中の広い場所で少しお話をしました。「階段降りるの大変ですね」「手すりが年々高くなっていくのよ~。若いころはこの手すりがこんなに必要になるとは思わなかったし、ちょっとしたこの段差が怖いのよ」もちろん手すりが高くなるのではなく身長が低くなるということなんですが(*’ω’*) それに加えて筋力が落ちてきていることもあります。
優しく笑顔でお話を聞かせてくれました
武蔵台の街ができたころに入居してきた30、40代。街の造りもその世代に合わせたものです。それから40年たち住民の多くは70・80代になり、各地で起きている高齢者問題はこの街も同様です。遊歩道と車道の境目の傾斜で転んでしまったり、先ほどの方のように手すりが高いなどの問題が出てきています。そういえば公共の場の手すりなども高い位置にあるものが多いです。階段の1段1段の高さも高齢者には怖いのかもしれません。
階段や段差があるところは近くても高齢者は大変
それは街を若い現役世代を主体として造ってきたから。当時の高齢者の方もきっと大変だったのでしょう…誰も気が付かずごめんなさい。何より日本が元気で若い世代が多くいたという事。時代の変化が武蔵台の街からもわかります。80代のご夫婦はゆっくり手すりを使って階段を降り、仲良く歩いていきました。夕焼けのきれいな暑い日の出来事でした。またお話を聞かせてください(^-^)
木陰にベンチが並んでますね(#^^#)