自治会環境衛生部は会員各位のゴミ出し問題やダストボックの掃除当番、ダストボックスの修理そして今年度は4回団地内大掃除などを中心に各種問題に対処してきました。副会長が環境衛生部長を兼務していたため、かなりハードな1年となりました。
環境衛生部の問題は安全対策部とも密接不可分な部分があり、双方の専門部長を兼ねる両副会長の行動により適宜問題を解決してきました。団地内大掃除は今年度は4回のうち10月が予備日を含め雨になり中止となっています。4月23日、7月2日、そして12月2日の3回、会員と非会員の住民の皆さんとともに実施しました。
12月の団地内大掃除については各種意見が会員や環境衛生部員の班長さんの間にもあります。新年度の4月以降の新体制で大掃除の回数問題は解決していくことになるでしょう。今年度特有の問題としては次のような対策が打たれています。一つは7丁目榎田緑地と毒蛇ヤマカガシの出没と一斉掃除の担当地区の問題を、班長会議を環境衛生部は開催し解決しています。
副会長2名と副地区長と班長の方々が相談し、担当地区の問題を解決しています。ヤマカガシはかつては無毒のよう思われていた時代がありましたが、厚生労働省の調査によると全国で40年間に死亡例が4人との猛毒の蛇となります。毒牙が口の奥にあるため深くかまれたり、指を口の中に入れない限り毒の注入になりにくい蛇によります。
1973年から2013年までに全国でかまれたとの報告は34例あります。2000年に血清が開発されていますが、事例が少なく効果について安全性等に関するデータがそろっていないため、保険診療の対象の認可が出ていません。武蔵台にも生息している手のひらほどの大きさのヒキガエル(俗称がまカエル)を、まるごと後ろからかぶりつきまる飲みにする毒蛇となります。
昨年度7丁目地区長が当該カエル丸のみの現場を目撃し、自治会に問題解決を投げかけていたものとなります。毒はハブやマムシの数倍と言われています。一般人には蛇の種類はなかなか見分けられないとの指摘もあります。今年度の対応として、11月にはダストボックスに掃除用水切り具を配備しています。修理した40個所に先行して配っています。
床面修理前のダストボックはでこぼこがあり、水切り具の使用に耐えないため修理後のダストボックスに配置となっています。4月1日以降の新年度から逐次残りのダストボックスの床面修理を後2年ほどの間に実施していくことになります。例年の対策としては7月に排水管高圧洗浄を自治会が仲介し、会員の皆さんに斡旋をしています。
悪徳業者が多発しているため排水管業者の配布ビラ対策や業者への抗議を申し入れ、対決姿勢を自治会は示しています。また9月30日には自治会所有地の6丁目山林の草刈りを、役員と地域支援者やボランティアの方々のご協力により実施しています。
業者に委託した取り組みでは10月に今年度は2丁目,3丁目のダストボックス23個所の床面を修理しました。アカシア通りや中央通り等幹線道路の街路樹の剪定を10月中旬より実施しました。
家庭枝置き場の管理と資源・古紙等の回収を実施しています。古紙回収等は自治会の収入になりますが、年々減少の傾向にあります。新聞をとらなくなった家庭が、かつてより多くなっていることなどが一つの背景としてあります。環境衛生部は緊急対応や一斉団地内掃除の未清掃部分などについては、副会長等が逐次対策をうっています。