武蔵台と横手台の皆さんを対象に,いつもこま武蔵台自治会館で実施しているくりくり元気体操の指導をしてくださっている、武蔵台病院スタッフの方々が開催する「健幸塾」の講演会が武蔵台公民館でありました。
本日1月20日(土)午後2時より3時20分まで、武蔵台公民館の集会室に約60名程の皆さんが集まりました。健康指向の強さが、参加者皆さんの多さを現しているのだろうと感じました。
河野先生の話はこれはダメです、これはいいと明快に良いことと、悪いことの違いを話されわかりやすかったですね。普段患者さんの診断をされているなかで、よく感じられる経験談を交えメリハリのある講演でした。
武蔵台病院の河野義彦医師、大隈 統理学療法士、根岸智子管理栄養士の順番での講話となりました。大隈先生はこま武蔵台自治会館で実施のくりくり体操サポーターの方々の養成を、日高市より委嘱され尽力されている方でもあります。高齢者の方々のよくある特徴ある行動を、軽妙に話されわかりやすかったですね、
要介護になってしまう原因の25%は正面に投影されている中に出てくるというお話は、参加者皆さんになにかしらの覚えがあるため、興味ある指摘25%の内容でしたね。皆さんがあきないように、大隈先生はご自分で脱ロコモを目指す標語として、川柳風のキャッチフレーズを作られ皆さんとともに唱和をしました。
進行に支障がないよう、元看護部長の関根さんは注意深く進められていました。また講演後の参加者質問の引き出しにも会場にてきめ細かく対応されていました。進行と時間は会場進行では重要で神経使いますね。ご苦労様です。
大隈先生は無理なく続けられる運動を勧められています。運動も栄養もともにバランスが強調されていましたね。これは何事にも大事なことだと思いました。
実際にストレッチやバランス、スクワットを会場にて体験をしてみますと、なるほど自分の体の状態がわかりますね。大隈先生得意の現場体験実習の一例の場となりました。
管理栄養士の根岸先生は食事で不足しているものの追加でどれだけ、カロリーや必要とする栄養を確保できるかについて、正面に投影する食事の画像により楽しく解説してくれました。これもわかりやすくてよかったですね。
根岸先生のロコモ予防は標語で頭の頭文字をならべ、何が必要となるかを忘れないようにする工夫がされており、皆さん楽しみながら答えていました。会場の参加者の皆さんに配られている資料には、先生の問いかける答えが書いてあるため、先生の問いかけに皆さんクスクス笑いながら答えていました。先生も途中で気づき、ちょっとした爆笑となりました。こんなところもいいですね!!
三人の講師の先生は講演後の会場からの質問に丁寧に答えられていました。また大隈先生からは本日のテーマの一つである「愛」とはなにかについて、楽しく解説をしてくださいました。愛は関心を持つことてロコモ脱却もまずは関心を持つことだという解説をされていました。愛の逆は無関心とは理事長の受け売りだそうですが、なるほどと思ったそうです。無関心ではロコモ脱却はできないわけですね。
講話は予定通り午後3時20分に終了しました。会場参加者の皆さんにはアンケートを記入していただき、散会となりました。自治会各種説明会と異なり、参加者のご自分の健康という問題は身近なものとして、興味と関心の度合が高いことが感じられた場となりました。
武蔵台病院の皆さんには秋の武蔵台・横手台地区体育協会の体育祭の救護班や、また1月28日(日)に予定される奥むさし駅伝競走にも、武蔵台横手台チームの中に精鋭2名の選手を送り込んでくださっています。いつもお世話になっています。地域住民のみなさんの健康長寿に今後ともよろしくお願いいたします。