こま武蔵台自治会・区長要望とゾーン30問題と次善の策

各自治会会長や行政区の区長が日高市に出す区長要望は、毎年必要とする金額が大きくなる傾向にあります。そのため日高市財政のなかで、各区長要望の実現には何年間かにわけ、実現を期待していくことになります。3年越しや4年、また5年後と実現には時間がかかる問題が多くなっていると聞いています。

旭ガ丘自治会地区ゾーン30入口表示と道路標識

今年のこま武蔵台自治会会長・区長の要望には規定通りに三つを提出していますが、その一つにゾーン30問題があります。団地内をゾーン30に設定するという要望の問題となります。

旭が丘自治会地区の道路上のゾーン30表示

区長要望として出している地域は、武蔵台中学校から団地内、滝不動交差点から団地内、高麗駅前バス停付近から団地内、武蔵台病院横、西武線ガード下付近から団地内となっています。すべての要望実現には長い期間がかかると考えられています。

武蔵台小学校に向かう側には30km制限が,小学校側からは表示は見えない状況

ゾーン30の設定は全国の住宅地で進んでいます。「今年3月までに3105カ所に上り、人身事故が3割減るなど一定の効果も出た。」と5月11日の日本経済新聞は伝えます。

小学校側から入ると30km制限スタートを確認できない、ここにスクールゾーン表示を日高市に検討を依頼

武蔵台地区でも制限速度30km道路はありますが、ゾーン30は生活道路を抜け道にされる危険を防止し、区域全体を速度制限する制度となります。個別道路の30km制限とは位置づけが異なっています。

アカシア通りから4丁目.7丁目方向に入る周回道路方向も30km制限となっています

中央線を消し1車線化して歩行者が通る路側帯設置など、ゾーン30設定による対応があります。場所によっては当該対策費用を節減するため中央線があるがままとなっている、ゾーン30も全国にはあります。武蔵台地区から約13kmほどの距離の旭が丘自治会の地区にゾーン30の設定があります。

武蔵台小学校側から4丁目7丁目の間の生活道路に入る場所は30km制限を認識できません

こま武蔵台自治会地区は最近の交通量増大と、小学生や高齢者の方の安心安全のためにもみなさんから要望が出ています。武蔵台小学校を出たところから武蔵台4丁目と7丁目の間の道路が抜け道となり、危険との指摘がかねてよりあります。

幼稚園通りから滝不動通りにつながる2丁目道路は30km制限

もともと30km制限の道路ですが武蔵台小学校側から入る場合、制限速度30km標識は裏側となり認識できないことが懸念されています。今回自治会では武蔵台小学校から4丁目7丁目の間の生活道路の入り口に、道路上にスクールゾーン標識をペイントすることを日高市に検討を依頼しています。

武蔵台小学校方向に右折すると幹線道路となる,4丁目と7丁目の間の生活道路から出る場所

結論は不透明ですが一つづつ実現を期待しています。飯能警察署高麗駐在所の松田巡査には、当該場所にて1週間の監視をしていただいています。当該道路のスピードオーバーの車を調べてもらっています。

武蔵台小学校方向では30km制限を認識できる

一つの解決策としてスクールゾーンに入るという標識ペイントを、道路上に表示を日高市に検討してもらっています。武蔵台地区の安心安全の街づくりを一歩つづ進めつつあります。少しでも安心できる安全な街になるといいですね。

スクールゾーンの道路上の標識の例です