第4回日高かわせみの里ツーデーウォークが,日高市教育委員会と,NPO法人埼玉ウォーキング協会の主催で、11月25日第1日目が開催されました。昨年までのワンデーウォークから今年は、ツーデーウォークに変わり,1日目と2日目のコースが用意されました。
健康長寿には体力,気力が必要といわれますが、小さいお子さんから小学生、中学生そして大人から高齢者まで多くの方が参加されました。1日目の本日25日(土)は4コースがすべて巾着田を出発するコースとなっています。
距離17kmは「ぐるっと高麗郷周遊」コース、13kmは「横手渓谷紅葉」コース、9kmは「日和田山見晴らし」コース、7kmは「高麗川遊歩道のんびり」コースと個人の体力にあわせ選択できます。
小学生以下は保護者や引率者同伴が参加の要件となっています。多くの児童の皆さんが参加されました。巾着田のメイン会場には12時頃からコースを歩いた皆さんが帰ってこられ、ゴールの場所では各種イベントが開催されました。
日高市の谷ヶ﨑市長も挨拶をされたあと会場のイベントを観覧されていました。今年から2日にわたる規模に拡大され、参加者も昨年に比べて多くなると予測されています。
和太鼓の演奏や吹奏楽など盛りだくさんにより会場は盛り上がっていました。今日の日和田山は秋晴れのなか澄み切った空と心地よい日差しのなかで、美しい姿を日高市の巾着田から臨むことができました。
こま武蔵台自治会からは土井副会長が出席するとともに、他に副会長一人とツーデーウォークには自治会役員の方々も参加しています。
自治会館で開催される健康体操などとともに体力をつけ筋肉の衰えを防ぐウォーキングは,年齢を問わず大事だと言われています。今日の秋空の中で多くの市民や武蔵台の方と、遠くから参加された皆さんは西武池袋線高麗駅を中心に下車され会場の巾着田を目指していました。
日高市長も挨拶のなかで話されていましたが、冬場は比較的巾着田はイベントが少なく寂しい時期に当たります。冬場は秋の曼殊沙華が終わり緑の葉と球根に来年にむけ養分を蓄える時期に当たります。
その姿は華やかな曼殊沙華とは異なり美しい緑をみせてくれています。ツーデーウォークの頃はその時期にあたります。今日も美しい緑は遠方から参加された方々に、心和む姿をみせてくれていました。
巾着田メイン会場では日高市マスコットキャラクターのくりっかーとくりっぴーが、参加者のお子さん方を楽しませていました。日高市によるとマスコットキャラクターは、『日高市の鳥「カワセミ」をモチーフに、特産品の「栗(くり)」の形をした体、頭には「曼殊沙華(まんじゅしゃげ)」の花をあしらったもの』とのことです。
巾着田は春は紅梅やろう梅が咲き、ソメイヨシノの桜の満開のあとは、菜の花まつりがあります。毎年ミニSLが2日間にわたり小さいお子さんたちを乗せ、菜の花の中を煙を吐きながら走ります。
8月から9月にかけてはコスモスが咲き曼殊沙華まつりとともにコスモスまつりが巾着田で開かれます。今年は全国的にコスモスの生育がよくなかったようで、巾着田のコスモスも例年に比べて四分の一程度の開花面積でした。
夏場の長雨と日差しが少なかった影響があったのかもしれません。今日の日和田山はツーデーウォークにふさわしい、爽やかな姿を参加者の皆さんにみせてくれていました。