11月19日(日)武蔵台公民館にて午前9時から約3時間、室内ペタンクが開催されました。一般に屋外で鉄の球を的にできるだけ近づけ投げ、点数を競うスポーツとなります。最初は船員の方が船上で始めたのが走りだそうです。
室内では重りが入ったカラーボールを最初にマークとなる黄色い球をめがけて投げ込みます。
相手の球をはじき自分の組のボールをできるだけ、中心ボールの周りに集める競技となります。相手チームより的になる黄色のボールのそばに行かないチームは、所定の球数まで投げます。
投げたとき相手の球より一つでも中心の黄色の的となる球に近づいたとき。相手に球を投げるチャンスを与えます。持ち球を使い終わったときに、中心となる球の近くに味方のポールがある数により、所定の点数配分により得点が決まります。
全国各地で各種ルールがあり、日高市ルールと武蔵台ルールでは若干違い、また本日のルールはお子さんから、90才を超える女性でも参加しやすいルールとなっています。
小さいお子さんから中学生,子育て世代、会社勤めの現役世代、そして高齢者まで一緒になりできる競技となっています。本日の優勝は参加者中最高齢の92才の女性が参加するチームとなりました。
約2時間30分にわたるトーナメント戦に勝ち抜いたチームは,優勝決定戦で相手チームと接戦となりました。最初のルール説明は先日の武蔵台小学校アフタースクールでグランドゴルフ主催者のおひとりのAさんでした。
Aさんは大学時代に大学合唱団に入られていた方で現在は奥武蔵グリークラブ(男声コーラスグループ)に所属され、年末には第9の合唱にも参加されている方です。本日の室内ペタンクでは、最初にやさしく今日のルールを紹介されています。
最初はとまどっていた、各チーム参加者もだんだん慣れていくうちに、要領がわかってきますと非常に熱がはいりました。また武蔵台公民館の多目的ホールの床は必ずしも平ではないため、微妙に球が右へ左へと転がり目標に定まりません。
微妙な位置関係に各チームの球がそろいますと、審判員がメジャーで中心の的となるゴルフボール大の黄色の球との距離を図ります。距離が近い方が優勢で遠い方は距離が近くなるまで球を投げます。
持ち球の数は限られていますので、投げ終わっても相手ボールより中心の黄色い球の近くにいなかったとき。残った球の多いチームで中心近くをゲットしている場合、勝ち逃げにいく戦略をとるチームもあり、中心近くの味方の球をはじかないようにそっと投げているチームもありました。
自治会からは副会長2名と体育部皆川部長と宮岡副部長が参加し、そのうちお二人は直接競技に入り、お子さんたちとのチームなどと順位決定戦を戦っています。ハンディは参加者になくともできる競技となっています。
5才くらいの女の子から90 才を超える女性まで、皆さん熱中して競いました。優勝チームの女性は賞品のお米をもらいましたが、普段は杖をつかれ一歩一歩を歩かれるためこの商品は重くてたいへんです。
お宅まで賞品をもっていってさしあげました。この女性は90歳まで太極拳をやり、またグランドゴルフもやり、現在は自治会館で毎週水曜日にあるくりくり体操を行う、武蔵台のスーパーおばあちゃんです。
ひ孫のような小さいお子さんと競う姿は、地域交流スポーツとして、室内ペタンク大会はなかな期待できそうな競技と感じました。表彰式では自治会体育部部長(体育協会)の皆川さんより授与され、お互いの健闘を称えました。
あっという間の約3時間の室内ペタンク大会となりました。こうした健康長寿と体力づくりにいそしむ自治会会員の皆さんを、こま武蔵台自治会はいつも応援しています。