8月5日(土)、こま武蔵台自治会第38回夏祭りが開催されました。夜明けにかけ降りそそいだ雨により、草木も濡れる天候にやや関係者も心配しましたが、夏祭り当日の準備段階では晴れ、概ね天気に恵まれた1日となりました。
第2会場のこま武蔵台ショッピングセンターでは、8/5(日)午前6時50分よりミニSLの4両編成20名乗りのレール施設とレール点検、ミニSLの仕業点検が念入りになされ、安全運行のための準備作業には3時間がかけられました。
大人と子供さんを含め1編成20名乗りで運行されたミニSL列車は、午前10時から12時そして午後1時から3時の計4時間をかけ走りぬけました。幼児から小さいお子さん、そして小学生やお母さん、お父さん、バアバ、ジイジと多くの皆さんに楽しんでいただきました。保育園や幼稚園のお子さん方が予想どおり多く、小学生は思ったより少ない印象でした。1周約90メートルのミニSLレイアウトは、計画通りの乗りごたえのある運行となりました。
事前配布の切符は整理券の役割であり、切符がなくてもまたどこに住んでいても乗れました。自治会会員の有無等にかかわらず乗車改札口に並ばれたお子さん、大人の方には何度も希望すれば乗車していただきました。改札口は昔の駅舎を思い起こさせるもので、日高市消防団長和田貴弘氏のご厚意により借用設置し、和田駅長には切符にハサミをいれていただきました。和田さんと武蔵台との関係については、広報誌353号(2017年5月1日号)に寄稿していただきましたので,このホームページでもご覧いただけます。ご参照ください。
和田さんには日高市総合防災訓練等でもお世話になっている他、今回鉄道趣味をいかした駅長役としてミニSL運行時にご支援いただきました。駅長の制服と制帽による切符にハサミを入れる姿は、本物の駅長そのものでした。乗車した小さいお子さんの祖母の方のお一人が「西武鉄道の駅員さんですか?」と聞かれるなど、本当のところを知ると大変驚かれていた様子が印象的でした。保育園のお子さんに「どうだった?」と聞きますと、ひとこと「たのしかった!」でした。ミニSLの運行会社の方もまた和田駅長もみなさん、日高市近郊や日高市にお住まいの方々で、武蔵台に何らかの関係がある方々のご協力により、この夏祭り第2会場の開催はされています。
またミニSLが走る回りのショッピングセンターの軒下では、青空市による夏祭りへの参加出店者の方々によるイベントがありました。さらにショッピングセンターではオープンカフェが同じ時間帯で開催され、ショッピングセンターへの動員数は普段には見られない活況を示しました。
東京都,埼玉県の浦和や所沢、また神奈川県からも帰省されたご両親に連れられたお子様たちは、午後3時の最終列車運行に間に合わず乗れなかったという声も届きました。第1会場中の田公園の夏祭り山車の曳き手のお子さん方との関係もあり、第1会場イベントの関係で出てきた実施計画も開催者にとって,思わぬうれしい要望となりました。
武蔵台囃子連の皆さんが演奏される太鼓や笛の音は山車の巡行のあと、午後5時頃には中の田公園前に到着しました。そしてお子さん方と曳き手や支援者の大人の方々には、毎年恒例のショッピングセンター会長林氏の肝いりの冷たいスイカが参加者に配られました。参加者の皆さんは皆うれしいそうに口いっぱいにほおばっていました。
第1会場の中の田公園では武蔵台中学校のブラスバンドの演奏が午後5時頃にありました。
囃子連の山車の入場のあとは、午後5時30分ころよりシエダンスが披露されました。
その後囃子連の演奏のあとには来賓の方々のご紹介とご挨拶がありました。午後7時には妖艶な奥様方のフラダンスが夏の夜空に別の雰囲気を醸し出し、会場の皆さんの心を一層なごませる雰囲気をかもしだしてくれました。
夏祭り最後は再び盆踊りによりしめられ、例年通り午後9時には終了することができました。
午後7時ころには一時小雨がぱらつきましたが、なんとか持ち直し今年の夏祭りも皆様のご協力により無事終えることができました。自治会の会員の皆様方はちろんのこと、近隣住民の方々にも楽しんでいただけたひと夏の、一夜限りの夏の武蔵台の風物詩となりました。新企画含め自治会関係者や支援者のおかげをもちまして、今年も終えることができました。
翌日の8月6日(日)は昨夜の興奮も冷めやらぬ早朝午前8時より役員を中心に、また午前9時から11時30分にかけては班長の方々を交え、多くの方々のご協力により後片付け作業を完了させることができました。来年の夏祭りも天候と自治会の皆様の方々のご期待に副えるものにしていきたいと自治会執行部は考えております。ご協力いただいた方々、またご参加いただいたお子さんやご両親、またジイジとバアバや皆さんには感謝を申し上げます。有り難うございました。