29年度こま武蔵台サロンの第1回は去る5 月10日(水)に盆栽教室として開催されました。雨の日にもかかわらず熱心な参加者は盆栽教室で新たな知識を得ることができました。盆栽は奥が深く人生そのものを象徴しているかのように感じさせられます。当日の第2部では「元気いきいき予防教室」が開催されました。5名の参加と参加者は少数でしたが、高麗地域包括支援センターの片山美幸氏のお話で「地域包括支援センター」の役割りについて学び、ストレッチ・ロコモ体操を行いました。
また6月14日(水)は今年度の第2回目の開催日となりました。当日は大正琴の演奏と参加者による元気な歌声が自治会館の2階洋間に響きました。当サロンで初めての出演となる大正琴の演奏は、静芳会「メビウス」の皆様による見事な演奏でした。指導は武蔵台在住の琴伝流師範の岡部ヨシヱ様で、演奏者は10名によるものでした。演奏列は机2列を3段にとり、2階洋間の巾いっぱいに琴を並べ演奏をしていただきました。
大正琴は横に長く、弦の構成などから大・中・小とあり音域もそれぞれ異なるそうです。まじかで見るのは初めての参加者も多く、恐る恐る楽器に触れさせてもらい、弦の音色を聞かせてもらった参加者の方々もおります。演奏は大正琴の三部合奏曲集として、同流派の全国普及会編集による抒情歌、名曲が10曲披露されました。歌詞集が配布されていましたので、参加者は大正琴の音色にあわせ楽しく合唱しました。曲目はさくら、荒城の月、故郷、みかんの花咲く丘、瀬戸の花嫁、高校三年生、古城、北国の春、青い山脈、星影のワルツでした。
第2部は前回と同じく「元気いきいき予防教室」でした。前回と同じ片山美幸講師による「介護保険制度」の解説と健康維持促進としてロコモ元気体操を行いました。昨年度までの「介護予防教室」を「元気いきいき予防教室」と改称し新たな取り組みを打ち出したことにより、今回11名の参加者としては多く、ポスターや体操の図解などの事前の対応が効をそうしたのかもしれません。文化厚生部では元気でいつまでも活躍できることを目指し、今後の皆様の健康と文化教養に力を入れていきたいと考えています。(文化厚生部 鳥井章男)