2016年9月14日 平成28年度第3回武蔵台サロン開催(文化厚生部)

9月14日(水)午後1時から2時まで自治会館2階洋間で、標記テーマで学習と楽しみの講座が行われました。 講師は文化厚生部長の鳥井氏が担当しました。

当日は台風の合間の曇天で8名ほどの出席でしたが、冒頭の「9月の誕生石は何ですか?」の問いに全員が「サファイヤ」と答える宝石通の多い中、前半は、講談社の大図典からコピー取りのカラー資料と月別にまとめた一覧表で、誕生石のすべてについて学習し、宝石のカット、歴史、王家の財産までレクチャーを受け、それぞれの宝石の持つ味わいや由来を楽しみました。

後半は「花言葉」で、ちょうど巾着田に赤い絨毯の到来する時節にちなんで、「曼殊沙華の花言葉は何でしょうか?」の問いには多くの人が首を傾げていましたが、これは「悲しき思い出」なんですよという講師の言葉に、何で?という問い、「葉の出る時には花が無く、花咲く時には葉が見えぬ」として「相思相愛…いつの時でも片思い」と言うと半分納得、更に「この花は有毒植物で、球根ばかりか葉でも茎でも口にすれば吐き気を催し、下痢を起こして人体有害、花はこんなに美しいのに有毒なんて悲しい記憶…」と話すと皆が納得。 講師は自由国民社大事典から引いて作成した4枚の資料をもとに、アイウエオ順に並べた60種類ほどの草花一覧表で、順番にその植物の英語名と英仏両国における花言葉の意味と由来、原産地などを解説、各花にまつわる意外な花言葉や面白い由来などに参加者の皆さんは笑いや驚きの反応を示しながら、楽しく過ごした30分でした。 わずかな時間ですが、密度は高く、一例をあげると次のような調子です。

アザミの花は英語名Thistleで、花言葉は「厳格、禁欲、独立(英)、いやみな奴(仏)」ですが、

{由来} 西暦10世紀にデンマーク兵がスコットランドに侵入してきて城を取り巻いた。ある晩一人のデンマーク兵がスコットランド軍の陣地に接近した。彼は足音を隠すために裸足だったので、アザミを踏んで叫び声をあげた。この叫び声を聞いてスコットランド軍は一斉に敵軍の陣地に押し寄せ、敵を追い払った。この故にアザミはスコットランドの国花となった。

スコッチアザミは「報復」を意味する。

フランスでは「批評家」、「文句屋」でトゲのある皆に嫌がられる人種を意味する。   という具合。

 

第二部は高麗地域包括支援センターからの出張講座で、2時10分から1時間の介護予防教室、

前回に続き、片山美幸講師による、「認知症について理解を深め、予防運動を行おう」のテーマでの講義とストレッチ・ロコモ体操の指導で、からだのほぐしを行い、6メートルほどの2列の格子状の紐梯子を使っての脳トレ歩きなどのゲームを行いました。