10月15日(日)第2日目「武蔵台公民館文化祭」多目的ホール

10月15日(日)は「武蔵台公民館文化祭」の2日目となります。文化祭を長く愛し20年近く通われているあるサークルの先生は、2日連続の雨はこの時期の文化祭では初めてのことと話されていました。あいにくの雨は公民館駐車場各催し物のテントの前のご来場者も、建物の中に入る方が多くなりました。盆踊りはすでに始まっています。

さすがに上條先生、決まってていますね、手先がきれい・・。

上條先生一門と会場の皆さん、佳境に入る東京音頭

展示物の鑑賞や多目的ホールのサークル発表会へと多くの方が移りました。今日の多目的ホールのサークルの発表は、こま武蔵台自治会と年間でもかなり関係が出てくるグループとなります。午前9時からは民踊ハナミズキの皆さんによる盆踊りが、会場の皆様とともに披露されました。

子どもさんも92才の女性も踊りの輪のなかに

特になじみ深い東京音頭と最後の炭鉱節では皆さんかなり盛り上がりました。日ごろの皆さんの練習の成果が素人にもわかる、美しい着物姿と手と足の動きで満たされていました。

最後の炭坑節、月がぁー出た出ーたぁ・・月が出たぁ・・

上條先生は自治会文化厚生部副部長でもあり、来年の自治会夏祭りでも皆さんとお力を貸してください。午前10時からは、武蔵台囃子連によるお囃子と踊りを組み合わせた獅子舞など、盛りだくさんの演出を披露してくれています。

武蔵台囃子連のお囃子と木遣り唄で冒頭聞かせます

1部2部構成により1部は子ども囃子連の江戸通り囃子、2部は大人囃子連の若狭流神田囃子を中心に構成です。

おかめと獅子の舞で会場はほぉー・・・囃子の演奏とともに

お囃子にあわせ鬼が舞います

囃子連の演奏だけでなく舞台ではおかめや獅子や鬼が舞います。それぞれの物語のなかで観客を魅了させます。皆さんの拍手でお子さんのおかめや、自治会監査役の原島さんによる獅子舞には大きな拍手が送られました。

囃子連は演出がうまいなぁー、会場をあきさせませんね!!

最後の屋台囃子、歌舞伎に出てくる紙のくもの糸が出てきます、といわれながらメモをとっているうちに写真にとれず、囃子連石森会長にしかられるな・・これは・・・

冒頭非常におめでたい席、あるいは祭りの山車が出る前に披露される木遣り歌が披露され、会場を一気に盛り上げました。これも原島さんの美声によるものでした。午後10時30分からは奥武蔵グリークラブの皆さんによる男声合唱団の美しいハーモニーを聞かせてもらいました。

奥武蔵グリークラブの男声合唱団の皆さん

10年前に結成され男性だけという合唱団は比較的少ないようです。武蔵台は山と緑と清流とカワセミだけでなく、文化と教養にも溢れた街であることも体験できました。

自治会館から見える秋の雲海と山々

名所めぐりと称して男声合唱団は最初にモルダウの流れ、箱根八里、シベリウス作曲のフィンランディアの合唱曲のアレンジの曲が続けて歌われました。

公民館のグランドピアノはよく調律されているなぁ・・と聴きほれる

そして途中には会場の皆さんと一緒に、学生時代と青い山脈を歌い一気にこれで盛り上がりました。この奥武蔵グリークラブの皆さんの合唱では時間的にも一番会場への足は多く、ほぼいっぱいになっています。最後は千の風の作曲作詞者がつくられた「この街で」が披露されました。

学生時代、青い山脈は会場のみなさんと一緒に

この街でおじいちゃんになりたい、おばあちゃんになってあなたと一緒に歩いていきたい・・という武蔵台のような場所の歌でした。白い雲、青い雲も追いかけて、喜びも悲しみも・・あなたの街で・・という心温まる詩は、作曲者が四国のコンクールでの詩に即興でその場て作曲されたそうです。

指揮者は会場と一緒に歌うときは向きを変えます’

武蔵台公民館多目的ホールの会場の皆さんのなかでも、この曲を聴いたことがある方はわずでした。CDも出ているそうで興味のある方は聴かれると、きっと心がなごむかもしれません。そんな気がいたしました。続いて11時30分からは、フラサークル・ハイビスカスの皆さんによる華麗なフラダンス。

フラダンス川島先生のソロ、さすがですね・・

こま武蔵台自治会の夏祭りでも出演をお願いしました。川島先生の「カウラナ カワイ ハエ」のソロによるフラダンスは見ごたえがありました。

動きが優しいですね、フラダンスの魅力

せいぞろいの美しい動き

衣装を着替えるのは大変ですが、観客の会場は大満足です

会場の皆さんも一緒にフラダンス「月の夜は」

「月の夜は」の曲では会場の皆さんも参加され、一緒にフラダンスを楽しんでいます。もともとフラダンスは男性のもので今のような形は西洋文明が入ってきてから、女性の優美な姿を見たいということからと言われています。

柚木先生による練功18法の紹介と太極拳を会場の皆さんと

そして午前中の最後は太極拳練功同好会の皆さんによる、練功18法という基本的な動きを会場の皆さんとともに、一緒に演武しました。そしてゆったりしたシルクロードのテーマとともに、24式太極拳演武が会場の皆さんに披露されました。

会場の皆さんも一緒に太極拳の動きをひとつづつ、丁寧に

先生は柚木さんで奥武蔵グリークラブのバスを担当する男声コーラスメンバーでもあります。太極拳でヘッドマイクを使い、ゆっくり動作の手順を語りながら、同好会の方々とともに挨拶から続く演武を取り仕切っておりました。そして今日の会場である女性演武者との再会がありました。

御二人の女性の美しい手の動きと足さばきは・・見とれます

素人目にもこの方はすごい人だなと思われる女性が今日も目につきました。9月24日(日)の武蔵台・横手台地区体育祭でも太極拳を披露してくれた方々の中にいらっしゃいました。とにかく体の動きと手と足の構成が美しい線を描きます。素人目にも普通の人ではないなと、体育祭のときから注目していました。

軽やかな手先と足先の動きのYさん

自治会ホームページの地区体育祭の太極拳の写真でも、小さく写っています。柚木先生とYさんの構えと手と足の位置格好は常に同じです。地区体育祭の写真ではよく現われています。

今年の9月24日地区体育祭のとき、手前柚木先生と左から2番目のYさんの華麗な構えの演武

大連、上海で現地の太極拳を町の中でも見たことがありますが、この方の手と足の可憐な動きと形は美しいと今日もまた感じました。柚木先生を通じ接触、Yさんと判明。小柄でおかっぱヘアスタイルでメガネをかけた、80才に近い女性と知り、これまたびっくりでした。

会場の皆さんも一緒に太極拳でゆったりと体を動かします

聞けば一番長く太極拳をやっている方のお一人で、今日も間違えいつも間違えてばかりと謙遜をされていました。どうしてどうして、素人をこれだけ感動させる方はそうはいません。日ごろの訓練はどんなものかと非常に興味がわきました。

太極拳の独特の動きと型の一つ

11月に入りましたならば毎日曜日の午後1時から武蔵台公民館で練習があるそうです。興味と関心のある方は柚木先生の形骸とともに、Yさんを初めすばらしい皆さんの演武をご覧になるとよいかと思います。また参加することもできますので覗いてみるといいでしょうね。

今年の文化祭も終わりました

ホームページでは練習風景の取材をする予定にしています。そして今日の最後は12時30分から如月会のカラオケと舞踊が披露されており、今年の文化祭も無事終わることになりました。

来年はぼくもよんでね・・

来年も皆さんお元気で健康長寿でこの場で再会いたしましょう。2日間ボランティアの方々と自治会役員の皆さんは雨の中で大変お疲れ様でした。おかげさまで楽しい文化祭となりました。有り難うごさいました。

深まりゆく秋と紅葉