当初予定では10月18日(水)に高麗汚水処理処施設(武蔵台1丁目)で出る、汚泥を肥料にして栽培した芋掘り体験学習をフレンド幼稚園(こま武蔵台自治会会員、須藤愛子園長)の園児のみなさんを迎え、実施する予定でした。
台風などの影響で流れていた日程も、今日10月26日(木)午前10時30分から12時にかけ、楽しい元気な芋掘りをするこどもさんたちの姿がありました。園児の芋掘り体験は近くの農家のご協力で実施する場合は比較的あります。
今回の芋掘りの畑は高麗汚水処理場の構内にて、汚泥を原料とするリサイクル処理によるサツマイモの栽培を、園児の皆さんに掘りだしてもらおうという企画でした。
自治会運営の中では季節により、年間の中で1、2度ほどは毎年異臭の苦情が寄せられる場ともなります。高麗汚水処理場は日高市より委託され、共和メンテナンス株式会社(本社東京都品川区)が処理事業を展開しています。
日常生活で出る汚泥を処理する中でリサイクルをし、社会に還元する事業も展開しています。芋掘りの現場には執行役員である金子リサイクル事業部長もかけつけられ、当処理場場の芳賀(はが)主任とともに現場の園児のみなさんの安全確認を職員の方と連携され対応されていました
広報誌「武蔵台だより」もその都度自治会より高麗汚水処理施設にお届けしています。当処理場は約2年弱の間に現在鹿台橋までつながっているパイプにより、高萩方面の処理場につながり閉鎖される方向となっています。今日のような芋掘り体験もこれからは見られなくなるときがきます。
園児のみなさんはこちらの予想では、幼稚園バスで約120名の子供さんはやってくると思っていたところ、先生や保護者の方につれられ、いつものように徒歩で行きも帰りも幼稚園と高麗汚水処理場の間を往復していました。
みなさんえらいなぁと感心するとともに、道路もきちっと先生の言うことを聞いていい子たちばかりでした。
芋掘りは処理場建物の前にある畑での体験となりました。先生と処理場のおじさん、お兄さん、お姉さんの説明をよく聞いたよい子たちは、年中さんから芋掘りをしそのあと年長さんと続きました。
年長さんは来年小学校1年生になるお子さんたちです。先生からは年中さんたちにまけるわよ、と年長さんはいわれていました。芋が埋まっている畑の土を堀りながら、まだお芋とれないよ!!と叫ぶ園児の男の子。
ワンちゃんの犬かきで堀りなさいと先生にうながされ、とれたぁ!!と叫ぶ子供さんの姿がありました。
採れたサツマイモは一つの籠に30キロ位あり、処理場の職員の方々がフレンド幼稚園に運ぶことになっているそうです。
年中さんも年長さんも、汚水処理場ではみなさんに役に立つ、リサイクル事業にも力を入れ、サツマイモもその一つであるということが、いつかわかるときがきっとくるでしょうね。今日はところで楽しかったかな?