こま武蔵台自治会移送ーサービスが10月2日(月)よりスタートし、5日(木)にはこま武蔵台ショッピンセンターにて出発式が行われました。ご来賓の方々や自治会関係者、そしてボランティアで協力の支援をしてくださる方々により無事スタートとなりました。日高市を初め準備に携われた関係者の方々に感謝申し上げます。
本日9日(月)は体育の日、祝日のため移送サービスはありませんが、スターから1週間を迎えることになりました。まだ関係者の方々は慣れないため、試行錯誤、手さぐりの中で進んでいる毎日となっています。ご利用状況も順調に進んでおります。
ボランティアの運転手さん、運行管理をしているボランティアの方や、自治会役員など関係者の方々の前向きな姿勢の中で、自治会会員の生活クオリティが少しでも改善できるようにと期待しています。武蔵台地区は地盤がしっかりしている反面、坂が多い地域となっています。
高齢者の方や体の不自由な方にとっては、移動困難者として苦労されている実態があります。日高市も自治会も同じ思いでなんとかこの現状を改善していきたいと考えていました。武蔵台では自治会に先行しこま武蔵台福祉ネット(こま武蔵台ショッピングセンター内)が、日高市社会福祉協議会から委託を受ける形で、「武蔵台地域おたすけ隊」として活動をしています。
おたすけ隊は車による付き添い支援による買い物や通院等だけでなく、室内掃除、片付け、庭の草取り、買い物代行、ゴミ出し処分などの一環として移送を実施しています。有償ポランティアに位置づけられ、また介護等を必要とする方など、自治会の移送サービスとは対象者の範囲と目的が異なっています。
また自治会の移送サービスは文字通り移送のみですが、おたすけ隊の範囲はより広く、また武蔵台地域よりやや広い範囲まで移送が可能です。自治会移送サービスは武蔵台地域おたすけ隊と異なり、65才以上の高齢者で介助を必要としないものの、移動が困難な方等が対象となっています。
妊産婦の方、子育ての方で車がなかったり運転ができない方などは、自治会の移送サービスをご利用頂けます。65才以下の方でも足腰が弱く外出にお困りの方、自由に出歩くことができない方を対象に移送サービスは運行しています。おたすけ隊が担う、付き添いや介助や介護を必要な方、ファミリーサポートセンターによる支援が必要な方等は、自治会の移送サービスの範囲外となっています。
移送サービスは武蔵台の団地内であればどこでもご利用できます。道路運送法上の関係から高麗駅ロータリーには入れませんが、その前まではいくことができます。
全戸配布資料にご案内の通りの利用方法がありますので、会員の皆様の生活クオリティの向上、移動困難状況をできるだけ解消するために、自治会は今後武蔵台地域おたすけ隊と移送サービスにより連携補完し展開していきます。
いずれも武蔵台地域のボランティアの皆さんを中心に、成り立っている各種事業となります。陰で支えている自治会役員の皆さんにも頭がさがります。武蔵台地域の各団体による支援活動が連携することにより、街全体の生活クオリティは上がってくるものと思われます。これからもボラティア活動の皆さんを見かけたときには、暖かい目を向けてくださるようにお願いいしたします。