こま武蔵台自治会は毎年9月に開催される武蔵台・横手台地区体育祭に自治会の総力を挙げて参画しています。武蔵台と横手台の地区対抗戦は毎年激しい戦いとなり、今年は最後まで勝敗が決まらない大接戦となりました。
日高市に自治会は多くありますが、他地区の特に近隣の高麗地区体育祭開催を今年は観戦し参考にさせてもらいました。このホームページにもアップし、来年の武蔵台・横手台地区体育祭にも生かせる視点が含まれています。
また武蔵台公民館文化祭も毎年10月にあります。こま武蔵台自治会も横手台自治会も武蔵台公民館の管轄のため、それぞれのスタンスにて各自治会は参加しています。個人的に自治会会員の中には参加されている方もおります。
体育祭や文化祭という地域交流の場は、各種サークルや団体のみなさんが、日ごろの練習や成果を発表するひとつの場となっています。その中に太極拳練功同好会があります。
主催者の柚木(ゆのき)先生は男声合唱団の奥武蔵グリークラブのメンバーでもあります。武蔵台横手台地区体育協会で活躍されている,Aさんと同じ合唱団で活躍をされています。
太極拳練功同好会では、太極拳・練功18法を通じ毎週日曜日、午後1時から3時まで武蔵台公民館多目的ホールを中心に稽古をします。普段使われないい筋肉や関節、気流の流れの改善と会員相互の親睦を図ることを目的にしています。
稽古の日には柚木先生や指導者の方が、ひとつづつ体の動きの意味や筋肉、各種間接等のどこを強化する動きかを丁寧に解説されます。太極拳参加者は一通りのおさらいをし、稽古をされます。そしてゆったりした音楽にあわせ、実際に演武として完成させていく手法をとられています。
高齢者が多い中で参加者のみなさんの体の柔らかいことには驚かされます。太極拳の挨拶となる礼(おじぎ)は、腰を深く曲げ手を下におろし足先までつける形となります。普通の高齢者の方はなかなかできない形となります。
太極拳独特の体の動きと気流の流れ、手の指先を意識し弓矢をいるような体形をとる姿は、非常に見ていても美しい姿ですね。ボールを両手ではさみ抱えるような形や、楽器を抱えるような形をイメージした体の動きは、太極拳独特の姿かたちとしてゆったりした流れの中で整えられます。
片方の足の膝を曲げ高く上げ、片方の足で重心をとりつつ、両手は鶴の羽のごとく上下にかまえ、方向を逆にむけていくなどは、すぐにはできない演武と感じました。恐らく初めてでは足がふらふらして、重心を保てないだろうという気がいたしました。参加者の同好会のみなさんは、いとも簡単にやり遂げている姿に感心や驚きを感じました。
会員の方には20年以上太極拳をされている方がおり、そのなかの一人に女性のYさんがいらっしゃいます。とても美しい姿で高齢者とは思えない演武をされます。地区体育祭そして文化祭のときにもその美しい体の線の流れと所作、動きには大変魅了されました。
同じように美しい姿で演武される女性や男性がたくさんいますが、みなさん高齢の方々が中心で健康長寿と日ごろの体の鍛え方は、非常に重要なことがわかります。
前半と後半にわけ途中15分から20分の休憩と水分補給のあと、太極拳の演武をゆったりした音楽にあわせ稽古します。終わりに最初と同じ礼をし解散となります。広い場所がないと集団ではなかむづかしい太極拳ですが、一人で実施はどこでもできます。
興味と関心のある皆さんは一度稽古風景を見学されると良いかもしれません。自治会館と公民館でストレッチ体操とBB体操を指導されている古賀先生も、太極拳とストレッチ体操等の共通性を話されていました。
たまたま太極拳の練習の話をしますと、古賀先生の生徒さんの一人から太極拳はどこでやっているのですか、という質問が出ました。各サークル参加者の方々は他のサークル活動状況について、知らないことが多くあります。
このホームページでは自治会が関係しているサークルの活動状況を、自治会活動そのものだけではなく広くお知らせしていますので参考にしてください。こま武蔵台自治会ではそうした会員のみなさんを、いつも応援しています。