2月もまもなく終わりますね。寒い日がまだ続いていますが武蔵台は春の訪れを感じることが増えてきています。朝日も少しずつ早くなり、夕方の時間は長くなってきました。木々の蕾は少しずつ大きくなり公園などの草は芽を出す準備を始めています。
日中は暖かい日もチラホラ出てきてあまり厚い上着を着て散歩をしていると汗をかいてしまう日も出てきました。暖かい時間に散歩している方の服装も軽いものになってきました。3月になると武蔵台の街はほんわかとした春色になっていきます。そして近隣の街々からリュックを背負って歩く方が集まってきます。
先日、日高市を第2の故郷と感じ、家を建て住んでいるアメリカの方の講演がありました。日高にハイキングに来て綺麗な自然の中で生活をして、脈々と続く伝統を繫ぎ、温かいがプライバシーなどを大切にしていくコミュニティ。歴史の痕跡を大切に残しながら次の歴史を造り続けていく、私たちの生活では当たり前のような日々の生活は他国ではとても貴重で難しいことと話していました。
確かに近年、世界遺産を壊された外国のニュースがありました。武蔵台の周辺には縄文時代跡地などがありますよね。小さな跡地でさえ大切に残されています。ここに昔道があり補修工事をしたことが書かれた180年前の石碑も残っています。講演で話していたアメリカの方の故郷ではずっと昔ですが、ネイティブアメリカンの古墳の上に街を造り、そこが古墳だったことが分らないくらい区画整備してしまったそうです。
その古墳は日本の前方後円墳とそっくりだったそうです。大切に守ってきていたら今頃は世界遺産だったかも…と残念そうに話していました(-_-;)…。日本は本当にいい国なんですね。そんな彼が選んだ日高市は徐々に春の準備が整い始めています。
三寒四温という言葉があります。少しずつ季節が変わっていきます。これから武蔵台は四季の移り変わりという舞台が始まります。第1幕は遠くの山々が春霞に包まれ、街の草木が優しい春の色になり、うぐいすやひばりやかっこうなどが歌い舞うように武蔵台中を飛び周ります。
蝶や蜂が出てくるころには桜の木が桃色になります。巾着田付近や日和田山から見える武蔵台は優しいパステル色に見えます。庭や公園にあるモクレン、こぶし、タンポポ、オオイヌノフグリ、パンジー、チューリップなどが楽しめます。武蔵台近くの山には多くの種類の木があります。
キツツキが開けた穴もあります。植林された木もありますが、自然に成長した木も多くあります。冬色から春色になる自然を毎日楽しみたいと思います。さ~もう少しで終わる冬景色を見逃さないように(^_-)-☆、新しく始まる春の気配を見つけながら今日も1日頑張りましょう!!