武蔵台の街並みを散歩していますと、いろいろな果実の木が庭に植えてあることに気づかされます。琵琶や葡萄、もも、ブルーベリーなど、季節の移り変わりが身に染みいり、わかる季節となりました。そして毎年の摘み取りを楽しみにしているように、手入れにいそしんでいる家の庭。子どもたちは巣立ち、果実がそのまま木に取り残されている家の庭。孫が来るのを楽しみにしているかのように待つ庭の家。果実の手入れを念入りに始め、野菜を植えるなど、それらの家々にも大きな楽しみと思い出が増えていく庭と庭。日々の時間の推移と季節が少しずつ変わっていく姿が、武蔵台の街の庭の果実の移り変わりから、その様子が見えてきます。
さてさて我が家もまた、ブルーベリーの季節になりました。子どもたちが小さい頃は実が紫になるのを心待ちにして取り合いながら食べていました。冷凍庫がいっぱいになるくらい採っては、ジャムにしてヨーグルトソースにしたり、ジュースを作ったりと足りないくらいだったあの頃…。今はみんがな家にいる時間も少なくなり、子どもの友だちも来ることがなくなりました。おやつ類が減らずさみしいものです。そんな状況でもブルーベリーは今年も益々たくさんの実がつき、早々と紫になってきました。もはや罰ゲームを待つ気分です(;´Д`)
今年はご近所さんや公園に遊びに来た子どもたちにあげることになるのかもしれません。それでも採り切れなかったら鳥にあげましょう(*´з`) きっといつか孫をつれてくる時代が我が家にも来るでしょう⁉
その時はきっとブルーベリーがまた待ち遠しくなるのでしょう。それまで炎天下の中、汗をかきながら頑張って採ります。小さく可愛かった我が子を想い出しながら。そしてたまに家にいる子どもを無理に誘ってみたりしながら。楽しい夏を楽しみましょう!!今年もいろいろな家でワクワクするような想い出が増えるといいですね。