今日2月24日(土)午後1時30分より3時45分まで、途中20分休憩を入れた奥武蔵グリークラブのコンサートが開催されました。同クラブは男声コーラスグループで横手台、武蔵台、台、高岡地区からの14名で構成されています。武蔵台公民館で毎年秋に開催される文化祭には,こま武蔵台自治会や横手台自治会も参加していますが、そこに奥武蔵グリークラブも参加しています。このホームページでも文化祭の奥武蔵グリークラブの合唱をお伝えしています。
同クラブは文化祭のほかに横手台敬老の集い、国際医療センターホワイエ、武蔵台ケアハウス、清流苑、日高の里、武蔵の森病院などで活動されています。今年創立10周年を迎え今回独自企画の第1回目のコンサートとなりました。会場の武蔵台公民館1階集会室は満員の盛況でした。休憩時間にはコーヒーとお菓子もだされ、お子さんたちはうれしそうでした。コンサートでのお菓子の提供は珍しい光景ですね。
会場集会室入口前受付では奥武蔵グリークラブの皆さんがお出迎えをしていました。受付を済ますと会場は満員の盛況で、椅子も当初予定していたよりも入場者が多くり追加席が用意されたとほどでした。
奥武蔵グリークラブは高齢者の方々には記憶にあるかもしれませんが、昔のミッチミラー合唱団を彷彿させる歌声でした。高齢者の年代に入る方々が中心ですが、若々しい声でまた美しいハーモニーは、男声合唱団として珍しいグループかもしれません。
中には昨日の武蔵台小学校アフタースクール、「台っ子アフタースクール」の支援者でもあり、また自治会移送サービスのボランティア運転者でもある青木さんが、いつものように司会進行をされていました。トップテナーを担当する青木さんの声は、よく会場に通る美しい声でしたね。昨日の小学生にペットボトルロケットを指導する青木さんとは、なかなか一致しないところが面白いですね。
また太極拳の先生である柚木さんもメンバーとしてバスのパートを担当しています。プログラムは一部と二部に分かれ途中休憩時間を20分、その間コーヒーやお菓子が出る珍しいコンサート会場でした。一部は奥武蔵グリークラブの皆さんによる箱根八里や北上夜曲などの日本の歌、そして海外の曲である聖者の行進、アメージンググレースなどの美しいハーモニーを聴かせてもらいました。
男声合唱の間に会場の皆さんとの合唱もあり楽しく過ごすことができました。浜辺の歌や早春賦などや歌謡曲の星影のワルツや瀬戸の花嫁、北国の春など。会場全体の要所要所に奥武蔵グリークラブの皆さんが立ち、一緒に歌われるため非常に歌いやすく、会場の皆さんも大きな声を出して歌っていました。
二部の最初はお客様としてお招きした合唱団、エヴァーグリーンコールの皆さんによる友情出演でした。奥武蔵グリークラブは創立10周年ですが、創立20周年の歴史を持つそうです。男声コーラスと異なり混声コーラスの違ったハーモニーも楽しむことができました。
おみかけしたところエヴァ―グリーンコールのメンバーの中には、3人から4人の方が奥武蔵グリークラブのメンバーでもある方々がいらっしゃるようでした。皆さんは合唱団それぞれのグループで味をだし、楽しんでいる姿を感じさせてくれました。皆さん年齢より若くエンジョイライフをしているように見えました。
二部のエヴァーグリーンコールの皆さんのいのちの歌、芭蕉布、アヴェ・マリア、春の童謡メドレ―のあと、奥武蔵グリークラブの皆さんと会場との合唱がありました。この広い野原いっぱい、四季の歌、下町の太陽、いい日旅立ち、青い山脈などは高齢者の方々には、みななじみのあるリアルタイムで聴いた曲ですね。
最後の曲「今日の日はさようなら」では、奥武蔵グリークラブの皆さんと会場の皆んさんとの合唱とともに、メンバーによるペンライトによる演出が、灯りの照度を下げた中でひときわ歌のムードを高めていました。演出そして会場との一体感、企画された方の意図が思い通りに出た会場の運営でしたね。
そしてアンコールでは、「見上げてごらん夜の星を」で終了となりました。
指揮者の須田良知さんは隣りの飯能市から、そしてピアノの大野悦子さんは横手台からのご出演です。アンコールもあり予定時刻より15分ほど遅れて、午後3時45分にコンサートは終わり会場をみなさんは後にしました。
武蔵台公民館の入り口駐車場にはこま武蔵台自治会の移送サービス車「おりづる号」が待機していました。今日のコンサートにはお二人がご利用になられているとのことで、担当はボランティア運転者の松本さんでした。ちょっと終了時刻遅れて少し待ったかな、ということでした。いつもご苦労様です。文化教養も移動困難者問題を解決することにより、より豊か生活環境として享受できますね。皆さんは満足そうに会場を後にしていかれました。