台風一過で高麗川の清流は濁流に、そして青空の回復

10 月22日(日)夜間から23日(月)にかけ武蔵台地区は台風21号の影響で大荒れの天気となりました。武蔵台では特に5丁目、6丁目の山が迫る地域で防災監視のため、23日の午後7時頃には土井、田中の二人の副会長が見回りに大雨の中を警戒のために向かっています。

7丁目榎田緑地の遊水池の水、大きな池となっています、10月23日早朝

翌日7丁目の榎田緑地の遊水地は雨による水位がかなりあがり、大きな池のような姿になりました。また武蔵台から高麗川そしてJR川越線沿線の田畑は水で覆われ、ため池のようになっていました。また10月23日(月)の強風で田畑の満杯の水は波を打つ景観でした。

武蔵台から見られた台風一過の青空

台風一過10月23日の自治会館、25日の日帰りバス旅行の準備で役員大忙し

田畑が池のようになるほど雨が降ったことは、最近では珍しいかもしれません。巾着田の中を流れる高麗川の清流も濁流になっています。

鹿台橋(ろくだいばし)から高麗川の濁流、あの錦鯉はどうしたかしら・・・

高麗川の沿岸に作られた遊歩道も水没し、いつもの子どもさん方が水辺で遊ぶ姿は想像がてきないほど変貌していました。

清流の高麗川の季節

濁流の高麗川

巾着田のコスモスもすべて刈り取られ、冬支度を始める毎年の風景となっています。高麗川駅から高崎駅へ向かうJR八高線は、23日は強風のため運転は見合わせとなっていました。

高麗川の遊歩道も一部水没する濁流

また川越線も大宮駅まで、そして高麗川駅から八王子駅へは拝島駅までの運転で、いずれも1時間に1本程度の間引き運転でした。走り始めた電車の速度は、時速10kmから15kmの安全確認の運転となっていました。

すっかり刈り取られた巾着田のコスモス

23日午後4時過ぎ位までこの状態が続いています。幸い武蔵台自治会の範囲では大きな災害にはならず、無事台風一過の青空を約10日ぶり見ることができました。

自治会館から、1丁目の街並みと台風一過の青空

移送サービスは規程通り台風のときは配車をしない形となっており、最初の1か月のなかで早くもそうした事態に遭遇した1日となりました。

羽根を休める「おりづる号」

全国で被害が出ていますが、武蔵台では幸い大きな被害の報告はされていません。ほっと肩の荷がおりました。

台風一過の武蔵台の夕暮れ