こま武蔵台自治会移送サービス事業の10月開始から先月2月まで

こま武蔵台自治会移送サービス事業は会長直轄にて、本部役員が運行管理のリーダーを務めます。日高市の助成をうけ介護は必要はないものの、武蔵台の行政区のエリア内への移動困難者を支援する事業となっています。

昨年10月5日移送サービス事業出発式、会長挨拶

介護を必要とされる方は福祉ネットのお助け隊が運行する車をご利用いただくなど、また道路運送法上の営業車と棲み分けがされています。65歳以上の移動困難者や妊産婦の方など、また小さいお子さんがいる方などにご利用いただいています。昨年10月5日に日高市長をお招きして関係者とともに事業をスタートさせています。

日高市助成の移送サービス車の「おりづる号」、名称は会員からの公募によります

移動困難者が武蔵台地区を移動され、さらに地域外に出られるときにはバス停留所や西武池袋線高麗駅のロータリーの前までなど、公共交通機関へのつなぎとして運行利用が容認されています。移動困難ではない方やお元気な方は、よくタクシー代わりと誤って認識され、武蔵台以外には行かれないからと・・誤解される方がときどきまだいらっしゃいます。

要介護者の方がご利用になる福祉ネットお助け隊の車

運行目的周知の必要性がまだまだ必要と言えます。白タクという違法な運行形態とは異なり、営業車の範囲に至らない限度で認可される運行が、自治会採用の移送サービス車の実態となります。全国の地方自治体や各自治会等の団体では各種やり方かあり千差万別となっています。

移送サービス車のご利用が多い場所のショッピングセンター

そうした中で昨年の10月から今年の先月2月までに、移動サービス車の「おりづる号」をご利用になられた方の延べ利用回数は405となっています。日曜日は原則運行はお休みですが、イベント等が武蔵台公民館や自治会館,ショッピングセンター等であるときには、例外として運行されます。デマンド方式(個別申し込み)によりご自宅までの送迎となります。ご利用料は実費ガソリン代のみとなっています。

美形のあなた、移送サービスのご利用対象者ではありませんよ・・そうなの?鼻がツンツンだわ!!

昨年10 月にスタート以来、先月2月までの曜日別ご利用状況は、月曜日6.7%、火曜日10.4%、水曜日は自治会館でくりくり元気体操があるため35.6%と一番多くなっています。そして木曜日は19%、金曜日17%、土曜日10.4%、例外日の日曜日は0.9%でした。運行時間は午前9時から午後5時までで予約制となっており、運転者の皆さんはボランティアの方により支えられています。

移送サービス車はボランティア運転者の方々に支えられています、運行管理者とともに

ご利用時間帯で一番は12時から13時で21.1%、二番目は14時から15時18.3%、三番目は11時から12時14.8%、四番目は9時から10時12.6%、五番目は10時から11時11.6%、六番目は16時から17時8.2%、七番目は13時から14時6.9%、最後の八番目に15時から16時の6.4%と続きます。毎月の傾向としてショッピングセンター、自治会館、武蔵台公民館へのご利用が多くなっています。

清流高麗川のダイサギ・・鶴に似ていますね、おりづる号のように・・

新年度4月からは新執行部のもとで移送サービスをよりご利用しやすい形になるようにするための、新たな取り組みが出て來ることでしょう。自治会では介護を必要としない方でも、車の免許証を返上された方等にもご利用いただいています。公共交通や介護福祉とのすみ分けの中で、移動困難者の方々の生活クオリティーを確保するための取り組みをしていきます。

歩かないと寝たきりになりますよ・・聞いてるの??? うともすんとも・・いわないね!!

会員の方で要件に該当する方はぜひご利用になってください。また全戸配布されています予約電話番号は、目につく場所に貼付など利用しやすい形に日常していただけると良いかもしません。自治会ではそうした会員皆さんの応援をいつもしています。

増改築中のこま武蔵台自治会館、入り口のスロープももうすぐですね・・