「スプリングコンサート」開催報告

文化厚生部

2023年3月18日(土)13:30~14:30

小雨模様となった春の1日でしたが、武蔵台公民館において第4回武蔵台サロンとして、日高ハーモニカクラブの演奏によるコンサートが行われました。

抒情名曲から懐かしのメロディーや歌謡曲まで10曲の演奏曲目を多種類のハーモニカによって重層演奏を聞かせてくれました。集まった30名弱の人達は歌詞カードを手にして演奏に合わせて詩の内容を追っていました。

途中、内田会長によるハーモニカの楽器紹介があり、小・中・大それぞれ演奏者の持つ楽器を示し、寸法や重量・演奏法などの違いで音質や音域の違いもあり、通常の小型のハーモニカの他に、バズーカ砲のように大きなものから、中位でも厚みの大きい重低音をこなすものなど様々なものがあり、これらを取り混ぜて協和音を作っているのだと解説があり、重みのある演奏にうなずける次第でした。

又、中程の時間には、物語のお話しタイムを設け、武蔵台在住の峰村さんから日高市の民話紹介で、「弱虫青年と金毘羅神社の約束」のお話しがあり、1俵のコメもかつげず弱虫と呼ばれていた若者が金比羅様にお願いして毎日の参拝を続ける約束を果たし、神様から力を貰うことが出来て9日目に3俵を軽々とかつぎ、他の若者たちに負けないようになったというお話しがありました。

後半では、美空ひばりの「港町十三番地」や北島三郎の「風雪ながれ旅」、ロシア民謡メドレーの後、島倉千代子の「東京だヨおっ母さん」に続いて都はるみの「涙の連絡船」と10曲終えて、参加の皆さんの拍手に応えアンコールではもう1曲都はるみの「好きになった人」の演奏を楽しんでお開きとなりました。カラオケでも歌われるような歌をハーモニカの楽団演奏で聞くのもまた一興で、複合的な間奏なども皆さん楽しんでいられました。 以上