明けましておめでとうございます。武蔵台囃子連会長の石森です。昨年中は皆様の温かいご声援、ご支援の中、おかげさまで昨年は年間14の行事に参加し公演を行うことができ大変幸せな1年を過ごすことができました。
武蔵台地区の皆様に笛や太鼓の音を聴いてふるさとを思い出していただき、この第2の故郷でますます強い絆をつくり盛り上げていくお手伝いをできればと思います。今年もよろしくお願いします。とメッセージを頂いています。
さ~ここからは、新年という事でお囃子について少しお話を(^^)! 全国にあるお祭りの始まりは京都のお祭りが職人さんなどにより各地へ広められたと言われています。それは全国に広まる中でいろいろな流派に分かれ数を増やしました。千数百年をかけ今も受け継がれています。
現在、武蔵台囃子連の流派は江戸神田囃子の流れを組む「小田原囃子若狭流」です。日高市内で今活動している囃子連は4団体です。今年は是非いろいろなお囃子を楽しんでみてください。きっと武蔵台囃子連が一番のごひいきになるはずです(^_-)-☆
お祭りのお神輿や山車のある自治会や町内には神様を祭る神社などがあります。そこにお神輿や山車をしまってあります。その年が良い年になりますように。農作物が豊かに実りますように。漁業では安全に豊漁を願ったり。林業では山の事故などに遭わず立派に育つように。
子どもが授かるように、元気に育つようになど神社によって違いはありますが、どれもそこに住み生活をする中で1年を無事に過ごせるようにお願いと無事に過ごせたことへの神様への感謝を込めてお祭りを行ったり、お囃子の音を奏でることで奉納されています。
新興住宅地には武蔵台のように山車を持っているところは日本中探してもあまりないと思います(*´з`) そんな中、 全国的に伝統文化を継承することは近年難しい状況です。40年位前までは土地屋敷を相続する人(一般的には長男のみ)がお祭りに参加することが認められていました。
土地家屋敷を継ぐと同時に地域の活動や伝統も継ぐための社交場だったのかもしれませんね。しかし、20年くらい前から「長男のみ!」なんて言えない状況が全国のお祭りのいたるところで起きました。次男でもOK!から男性ならOK!と変わり…今では女性も子どもお年寄りもみんなでやりましょう!と変わりました。
それでも集まらず…無くなってしまうところや保存会にして市町村全体でなんとか守っていこうとしています。きっと日本のお祭りも多国籍の色合いの濃いものになっていくところも出てくるのかもしれませんね(‘ω’)ノ
武蔵台には神社など神様がいないですよね…それでもお囃子?と思う方もいるはず!武蔵台囃子連では1年に1度高麗神社で武蔵台の街の安全、幸せ祈願をしてお札を頂いてきています。近くには武蔵台の神様はいませんが他の囃子連のようにしっかり祈願とお礼はしています(^_-)-☆
さて今年も武蔵台地区の安全安心、幸せを祈願して1月6日(土)にこま武蔵台「安全祈願新春の集い」でお囃子の音に合わせ獅子舞や狐により今年1年の皆さんの厄除けと幸せに過ごせますようにと祈念させていただきます。ぜひこま武蔵台自治会の囃子連をお楽しみに(^_-)-☆
こま武蔵台囃子連の山車の歴史を知っていますか?歴代の自治会の役員をしてくださった方々の手作りなんです!えっ?どこから手作りかって!!まずは山車の土台は軽自動車です。軽自動車のボディーを取り除きその上に土台や柱を立て屋根を作ったそうです。
タイヤはリヤカーの物や軽自動車の物を利用して!言い方は悪いですが元は廃品で作られているそうです。15年かけ少しずつメンバーや自治会の方、地域の方の力で今の山車になったのです。今はかなり豪華です!!この地区に似合う品格なども??考えて毎年少しずつ作っています。それにしても器用な方の集まりですね(*´з`)
ふるさとを出てこの地へ移り住み、新しい絆を見つけ、育て、住みやすい街にすることを目標に頑張ってきたこの街の皆さんの思い。これからも手作りの伝統を守りながらもっと素敵な武蔵台になるといいですね。
また長い歴史のある飯能、日高の中で受け入れてもらうことはとても大変だったと思います。これまで作り、育ててきたこの武蔵台の環境をこれからも大切にしていきたいですね。